関連資料の寄贈

 6月に入り、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 先日、「満洲の記憶」研究会に満洲医科大学の関係者成瀬氏より貴重な資料をご寄贈いただきました。この度、寄贈された資料は、成瀬氏の父親である故成瀬雅春氏が残した書物です。中には満洲医科大学の関連会誌『蟻塔』や各種回想録、満洲関連写真集などが含まれています。そして、成瀬氏からぜひ研究でご活用してくださいという応援の言葉もいただきました。なお、寄贈された資料についてはニューズレター『満洲の記憶』(第4号)の「寄贈文献目録」にて紹介する予定です。
 この場をお借りして貴重な資料を寄贈していただきました成瀬氏及び故雅春氏に厚く御礼を申し上げます。
 「満洲の記憶」研究会では引き続き、関連資料の収集や整理を行っております。資料の寄贈につきましては下記の連絡先までご連絡いただければ幸いです。皆様の御理解・御協力の程よろしくお願い申し上げます。


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作成日:2017年6月3日       文責:菅野智博

ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
(Facebook公開ページ)
https://www.facebook.com/groups/359559330877470/
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高橋健男氏(『新潟県満州開拓史』著者)宅訪問

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一路新潟へ向かいます

日時:2016年9月10日(土)14:00~17:00
場所:高橋健男さんご自宅(新潟県見附市)
参加者:大野絢也、森巧、湯川真樹江

 9月10日、新潟県を中心に満洲開拓移民の研究をなさっている高橋健男先生を訪問いたしました。高橋先生は教職を退かれてから満洲移民の研究に着手され、これまでに『新潟県満州開拓史』(2010年)や『いくさ、あらすな―「レポート・アルロンシャン」と深田信四郎の願い』(2016年)など多くのご著書を出版なさっています。
 先生は長年に渡り、各満洲帰国邦人団体会報の収集、満洲体験者へのインタビュー、新潟県を中心として各地方自治体の有する開拓団関係の公文書の史料公開請求を継続して行っています。

 高橋先生からはこれまでの開拓団研究の方法論や、最新のご著書『いくさ、あらすな―「レポート・アルロンシャン」と深田信四郎の願い』(2016年)の主題である二龍山開拓団と深田信四郎氏についてお話をうかがいました。


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秋も近くなってまいりました

 高橋先生のおの中で印象深かったのは以下の点です。

・終戦後、全国の各都道府県では帰国した開拓団員に対して開拓団ごとに終戦時の状況を「開拓団実態調査」として作成、提出させていた。その多くは各県がいまだに保有していると考えられるが、史料の整理、公開はほとんどなされていない。新潟県は偶然にも史料の状況に恵まれていたため、多くの苦労をともないながらも開拓団研究を進めることができた。
・二龍山会の会報であった『レポート・アルロンシャン』は他の開拓団の会報と異なり、団員の消息報告や業務連絡、回億に留まらず、中心となった深田信四郎自身の一貫した「いくさ、あらすな(戦争があってはならない)」という強いメッセージが感じられる。
・昭和23年から始まった『レポート・アルロンシャン』は1975年に雑誌『暮らしの手帖』で深田信四郎の妻、深田信の手記が取り上げられたことをきっかけに、開拓団員以外にも購読者層を広げ最大で3000通を全国各地の読者に送っていた。


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拝見させていただいた『レポート・アーロンシャン』

 今回は高橋先生から貴重な史料の一部をお借りさせていただきました。お借りした史料は研究会でデジタル化を進めていきたいと思います。これらの史料を活用しながら研究会では引続き、満洲開拓移民について学んで参ります。

 高橋先生および奥様には大変お世話になりました。改めまして、心よりお礼申し上げます。


作成日:2016年9月10日   文責:森巧

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満鉄懇談会への参加

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日時:2016年7月20日(水)11:00~15:00
場所:新橋亭(東京・新橋)
参加者:菅野智博、大野絢也

 今回は本研究会のメンバーで、満鉄懇談会に参加いたしました。満鉄会は2016年の3月をもって解散し、5月末には事務局も閉鎖となりました。
 しかし、今年も満鉄懇談会は開催ということになり、30名以上の方々が集まる規模のものとなりました。
 今回も天野専務理事による開会の挨拶の後、物故社員・会員に対して黙祷が行われました。その後、満鉄会閉会後の近況についての説明がなされました。
 そして会の中盤には「満鉄社歌」、会のしめには「満洲娘」、「北はアムール」などの歌を皆さんで合唱し、盛会のうちに今回も終了いたしました。


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 今回も天野博之専務理事と奥様をはじめ、満鉄会の皆様には温かく迎えていただきましたこと心より御礼申し上げます。

作成日:2016年7月21日       文責:大野絢也

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第22回定例会の開催

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緑豊かな初夏の東京国立・一橋大学

日時 2016年6月4日(土)10:00~12:00
場所 一橋大学国立東キャンパス

 6月4日(土)、勉強会の前の時間帯を利用し、一橋大学にて第22回の定例会を開催しました。今回の議題は以下の通りです。

・ニューズレター第3号について、作業分担の割り振り
・各活動報告
・7月23日春季大会に向けた準備
・今後の予定確認

 今回の定例会では、ニューズレター第3号の役割分担と春季大会準備について、詳細な打ち合わせを行いました。
 またこの場を借りて再度、春季大会の告知をさせていただきます。

「満洲の記憶」研究会2016年度春季大会のお知らせ
 この度「満洲の記憶」研究会では、2016年度の春季大会としまして、佐藤量氏のご著書『戦後日中関係と同窓会』(彩流社、2016年)の書評会と、細谷亨氏の研究報告を予定しております。ご多忙中とは存じますが、お誘いあわせの上ご参加下さいますようお願い申し上げます。
主催:「満洲の記憶」研究会
日時:2016年7月23日 13:30~17:00
会場:一橋大学 国立西キャンパス本館1F特別応接室(http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/kunitachi.html)


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会場入り口の写真

※参加費無料・事前申請不用(懇親会は事前予約制)
プログラム
第一部 書評 佐藤量『戦後日中関係と同窓会』(彩流社、2016年)
13:30~13:45 「自著について」 佐藤量(立命館大学・京都文教大学講師)
13:45~14:05 書評① 坂部晶子(名古屋大学国際開発研究科准教授)
14:05~14:25 書評② 佐藤仁史(一橋大学大学院社会学研究科教授)
14:25~14:40 リプライ 佐藤量
14:40~15:20 全体討論
第二部 研究報告 
15:30~16:10 「満洲移民研究の現状と課題~敗戦後から現在まで~」
細谷亨(立命館大学経済学部准教授)
16:10~16:50 質疑応答
司会:湯川真樹江(学習院大学国際研究教育機構客員研究員)
懇親会 17:15~(会場は国立駅周辺の予定。会費は約3500円。)※事前予約制(7月15日まで菅野智博qiyubin_tomohiro@yahoo.co.jpにご連絡)


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今回書評する佐藤量『戦後日中関係と同窓会』(彩流社、2016年)

作成日:2016年6月7日(火)       文責:森巧

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最後の満鉄会訪問

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訪問当日は雨だったのですが、夕方には晴れあがりました

日程:2016年5月27日(金)
時間:15:00~17:30
参加者:菅野智博、大野絢也、湯川真樹江
場所:満鉄会事務所

 本日、「満洲の記憶」研究会のメンバーは満鉄会事務所整理のお手伝いに伺いました。
 満鉄会は2013年に満鉄会情報センターと名称を変更し活動を行ってきましたが、本年3月をもって閉会いたしました。


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満鉄会事務局前

 満鉄会では戦後まもなくより、元満鉄社員の生活保障や引揚援護などを行い、その活動は長らく人々の支えとなってきました。
 その間満鉄会に集まった資料は膨大で、かつ貴重なものもありました。これらの貴重な資料は国会図書館やアジア経済研究所などに寄贈されましたが、それ以外のものでも捨てるには惜しいものが多くありました。


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イベント時に配布したひざ掛け、升などの品々

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満鉄会会旗

 満鉄マーク入りの手ぬぐいや半纏、ひざ掛けなども時代を象徴する大事なものです。私たちはこれらのものを保管し、満鉄会の活動内容を後世に伝えていけたらと思っております。
 そしていただいた資料も、書庫にしまい込むことなく、みなさまに発信していく予定です。

 天野専務理事には大変お世話になりました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。



作成日:2016年5月28日       文責:湯川真樹江

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「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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