延吉引揚者の西尾氏を訪問

日時:2016年6月15日
場所:西尾氏の自宅(東京都)
参加者:尹国花、湯川真樹江

 本日、東京都にご在住の西尾さんを訪問しました。西尾さんは朝鮮の平安北道で生まれ、その後ご家族と共に新京、延吉に住んでいましたが、14歳で終戦を迎え、苦労の末に内地に帰還されました。
 お父様は満洲農業関係会社の重役で、当時の配給業務の中枢にいらっしゃったそうです。本日は初めての訪問でしたので、西尾さんの引揚当時の状況とお父様のご経歴を中心に伺いました。


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延吉の市街地図

 地図を片手に、当時の会社所在地と居住地、倉庫等の場所を確認し、朝鮮の人々との関係を伺いました。また、間島中学校同窓会の御活動についてもご紹介いただき、引揚後30年を経て活発な交流があったことを確認しました。

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回想録

 このたびはお忙しいにもかかわらず、お時間をくださり誠にありがとうございました。西尾さんと奥様には心よりお礼申し上げます。

作成日:2016年6月15日   文責:湯川真樹江

お問い合わせ先:
(メール)manshu-kioku@live.jp
(電話) 080-6563-3766
ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
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柴田照子さん第1回インタビュー

2016年6月10日(金)
場所:柴田さん自宅(京都市伏見区)
訪問者:佐藤量
時間:14:00~18:00

 2016年6月10日(金)に大連高等女学校出身の柴田照子さん(93)のインタビューを実施しました。柴田さんは、同じく大連高女出身の笠原雅子さん(93)の友人であり、笠原さんから紹介していただきました。現在93歳の柴田さんは、自宅でヨガや水彩画の先生をされており、たいへんお元気な方でした。今回のインタビューでは、渡満の経緯から終戦までをお聞きしました。
 柴田さんは京都市南部の久世郡久御山のご出身で、小学校3年生のときに親族の事情で単身渡満しました。小学生の時分に家族と離れてひとりで神戸港から大連に向かうときは、たいへん寂しかったといいます。その後、大連朝日小学校、大連弥生高等女学校に進学し、およそ10年間大連で暮らしました。柴田さんはこの10年間を、「修業時代」と振り返っていました。大連の女学生の方々は、楽しかった思い出を語ることが多いなかで、柴田さんの記憶はかならずしもそうではありませんでした。
 弥生高女3年生のときに奉天(現・瀋陽)に転居し、奉天浪速高等女学校に転校します。浪速高女卒業後は満鉄に入社し、総務局でタイピストとして3年間働きました。就職3年目に結婚し、ほどなく錦州で終戦を向かえます。いろいろな事情が重なり、大連・奉天・錦州で暮らした柴田さんの満洲生活はいずれも裕福でしたが、孤独感から「いつも図書館で本ばかり読んでいた」といいます。それでも、弥生高女の友人である笠原さんや、浪速高女の同級生だったトルコ人学生とは戦後も交流を続け、同窓会にも積極的に参加されていました。
 次回のインタビューでは、葫蘆島からの引揚げと引揚げ後の京都での生活、そして同窓会活動についてお聞きする予定です。


作成日:2016年6月11日   文責:佐藤量

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笠原氏第5回インタビュー

日時:2015年6月5日(日)10:00~12:00 
場所:笠原氏自宅
対象者:笠原雅子氏
訪問参加者:佐藤量、菅野。

 6月5日(日)、笠原雅子さんに第5回目のインタビューを実施しました。これまでに4回のインタビューを重ねてきましたが今回で最後となりました。前回までに、戦前大連での生活から引揚体験についてお聞きしし、今回は引揚げ後の生活についてうかがいました。
 佐世保に引揚げた笠原さん夫婦は、夫の実家である新潟で戦後生活をスタートさせます。大連育ちの笠原さんにとって、はじめての日本での暮らしは戸惑いの連続でした。引揚げ当初は、新潟の方言が理解できなくてたいへん困ったといいます。
 それでも、長男が生まれて小学校にあがる頃に転機が訪れます。東京の暮らしていた夫の大連時代の友人が仕事を誘ってくれたことがきっかけで、東京に転居しました。夫は大連時代に繊維関係の会社に勤めていたこともあり、引揚げ後も繊維関係の仕事を続けていました。笠原さんにとっても、東京暮らしは久しぶりの都会生活であり、楽しかったようです。このころから大連弥生高女の同窓会に参加しはじめ、以後定期的に通うようになりました。
 大連弥生高女の同窓会はすでに終了しているももの、同期の友人とは現在でもやりとりを続けられています。そのなかでも京都市在住の柴田さんとは仲が良く、私たち研究会のことも伝えてくださいました。こうした経緯で、京都の柴田さんにもお話を聞くことができるようになりました。最初のインタビューは6月10日(金)の予定です。
 最初に笠原さんにインタビューをはじめてから2年が経過しました。そのたびにお宅にお邪魔し、快くお話を聞かせていただいたことに心より感謝いたします。どうもありがとうございました。


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大連にあった笠原さんの旧自宅(1998年撮影)

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笠原さんよりお借りした資料の一部

作成日:2016年6月5日(日)       文責:佐藤量

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長春会磯部会長第6回インタビュー

日程:2016年1月31日(日)14:00~15:00
場所:磯部会長御宅
参加者:菅野智博、森巧
 
 先日2月1日に長春会の磯部荀子会長の第6回インタビューを磯部会長の御自宅にて行いました。磯部会長にはこれまで何度もインタビューに応じていただきましたが、今回は年末年始を挟んだために前回から少し時間が経ってしまいました。
 今回のインタビューを通して、主に以下の点をうかがうことができました。
・引揚船を待つ葫芦島での生活
・引揚船内の様子
・博多港に到着してから故郷金沢に向かうまでの道程
 引揚げの最中、磯部会長が耳にされた女性に対する性暴力や妊娠してしまった女性を博多港で「処理」していたお話などは、とても衝撃的で深く考えさせられる内容でした。改めて、当事者しか知り得ない引揚げの体験を残していくことの重要性を認識できたと思います。
 今回も磯部会長のご協力で、充実したインタビューを行うことができました。また、磯部会長や長春会の会員である上野京さんが美味しい餃子を用意していただきました。毎回インタビューを快く引き受けてくださり、さらに日頃から弊会の活動を応援してくださる磯部会長に心よりお礼を申し上げます。


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作成日:2016年1月31日  森巧
       
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長春会会長磯部氏の第5回インタビュー

日程:2015年12月1日(火)13:00~15:00
場所:磯部会長御宅
参加者:湯川真樹江、菅野智博

 本日は長春会の磯部荀子会長の第5回インタビューを磯部会長の御自宅にて行いました。これまで数回にわたり磯部会長のインタビュー行いましたが、磯部会長のご体調の都合などにより前回のインタビューから長い時間経ちました。
 今回のインタビューでは、主に以下の数点を中心に伺いました。
・徴用中の仕事や生活
・徴用が終了した経緯やその後の生活
・安東を出発してから葫芦島まで道程
 インタビューの途中に磯部会長に地図をみていただきながら当時の移動ルートやその道中での体験についてお話していただきました。実際に地図をみることによって磯部会長はより具体的に様々な事を思い出すことができ、また私たちもイメージしながらインタビューすることができました。磯部会長のおかげ様で大変充実したインタビューを行うことができました。
 今回のインタビューをお引き受けてくださり、さらに日頃からいつも私たちを見守り続けている磯部会長にこの場をお借りして心からお礼を申し上げます。


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インタビュー中の光景

作成日:2015年12月1日       文責:菅野智博

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「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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