この度、「満洲の記憶」研究会のメンバーを中心に一橋大学学園祭(一橋祭)で講演会を企画しました。具体的な内容は以下の通りです。皆様のご来場を心からお待ち申し上げます。
題目 「中国残留孤児」―私たちは歴史の中に生きている―
日時 2013年11月3日(日) 13:00~
会場 一橋大学西キャンパス(国立市) 本館36番教室 http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/
講師 西田瑠美子さん-中国帰国者の会
石井小夜子さん(弁護士)-石井法律事務所
会費 無料
タイムスケジュール(予定)
12:30~ 受付開始
13:00~ はじめのことば
13:10~ 西田さんの体験談
13:55~ 休憩
14:05~ 石井弁護士の講演
14:50~ 質疑応答
主催 「満洲の記憶」研究会( http://manshunokioku.blog.fc2.com/ )
協力 NPO法人中国帰国者の会
一橋大学社会学部 佐藤仁史ゼミナール
本企画では、戦時中の日本の国策によって生み出され、戦後「満洲」に取り残された、いわゆる「中国残留邦人」の問題を取り上げます。敗戦前に「満洲」に渡り、敗戦後の過酷な逃避行の末に中国に取り残された「中国残留邦人」はどのような体験をしたのでしょうか。また、彼らが日本に帰った後に如何なる問題に直面し、日本政府はそれに対して如何なる対応を取ってきたのでしょうか。本企画は、この歴史の体験者である西田瑠美子さんに貴重な体験をお話し頂き、さらに長年この問題に携わってきた弁護士の石井小夜子さんに「中国残留邦人」を取り巻く現状についてご説明頂きます。歴史体験者の生の声を皆さんと共有し、今も残る日本政府の戦争責任問題を皆さんと共に考えていきたいと思います。
作成日:2013年10月20日 文責:菅野 智博
ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
(Facebook公開ページ)
https://www.facebook.com/groups/359559330877470
「満洲の記憶」研究会の飯倉です。遅くなりましたが、夏(2013年8月末~9月中旬)の韓国調査について簡単に紹介させて頂きたいと思います。
今回の私の韓国訪問の目的は、インタビュー調査、資料収集、韓国の大学教授・研究者・その他の方々にお会いして学術交流を図り、情報収集等を行うことでした。ここでは、インタビュー調査について少し書かせて頂きます。
まず、私の研究テーマを大まかに申しますと、韓国軍の中の満洲国軍出身者が、朝鮮の植民地解放後に満洲での人脈や経験をどのように生かしたのか、ということです。満洲国軍出身者の多くは、満洲国軍の将校を養成する中央陸軍訓練所や陸軍軍官学校を卒業した方々です。これらの学校には、「日系」や「満系」として、日本人、中国人、朝鮮人、モンゴル人等が入校しました。
「満洲の記憶」研究会では今後、陸軍軍官学校出身の元日系軍官の方々にお話を伺っていくことも活動の一環としており、今回私は韓国で、陸軍軍官学校出身の韓国人の方、二名(K・Gさん、K・Yさん)にお話を伺ってきました。インタビュー調査の主な成果として以下の2点を挙げることができます。
①どのような家庭に生まれ、どのような経緯で陸軍軍官学校に入学することになったのか、というこれまでの資料からはあまり見えてこなかった側面についてお話を伺うことができた。
②お二方によるライフストーリー全体の語りを通して、満洲での経験や人脈が植民地解放後へどのように繋がったか、または繋がっていないかが多少なりとも確認できた。
今回のインタビュー調査内容と、聞き逃した点や不明点、もっと伺いたい点等を整理し、もう一度追加調査として11月中旬以降に韓国を訪問する計画です。作成日:2013年10月11日 文責:飯倉 江里衣
ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
(Facebook公開ページ)
https://www.facebook.com/groups/359559330877470
テーマ:歴史 -
ジャンル:学問・文化・芸術
この度、「満洲の記憶」研究会のメンバーを中心に一橋大学学園祭(一橋祭)で講演会を企画しました。具体的な内容は以下の通りです。皆様のご来場を心からお待ち申し上げます。
題目 「中国残留孤児」―私たちは歴史の中に生きている―
日時 2013年11月3日(日) 13:00~
会場 一橋大学西キャンパス(国立市) 本館36番教室 http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/
講師 西田瑠美子さん-中国帰国者の会
石井小夜子さん(弁護士)-石井法律事務所
会費 無料
タイムスケジュール(予定)
12:30~ 受付開始
13:00~ はじめのことば
13:10~ 西田さんの体験談
13:55~ 休憩
14:05~ 石井弁護士の講演
14:50~ 質疑応答
主催 「満洲の記憶」研究会( http://manshunokioku.blog.fc2.com/ )
協力 NPO法人中国帰国者の会
一橋大学社会学部 佐藤仁史ゼミナール
本企画では、戦時中の日本の国策によって生み出され、戦後「満洲」に取り残された、いわゆる「中国残留邦人」の問題を取り上げます。敗戦前に「満洲」に渡り、敗戦後の過酷な逃避行の末に中国に取り残された「中国残留邦人」はどのような体験をしたのでしょうか。また、彼らが日本に帰った後に如何なる問題に直面し、日本政府はそれに対して如何なる対応を取ってきたのでしょうか。本企画は、この歴史の体験者である西田瑠美子さんに貴重な体験をお話し頂き、さらに長年この問題に携わってきた弁護士の石井小夜子さんに「中国残留邦人」を取り巻く現状についてご説明頂きます。歴史体験者の生の声を皆さんと共有し、今も残る日本政府の戦争責任問題を皆さんと共に考えていきたいと思います。 作成日:2013年10月10日 文責:菅野 智博
ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
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テーマ:展示会、イベントの情報 -
ジャンル:学問・文化・芸術