牡丹江鉄道工場関係者訪問

日時:2014年7月23日(水)14:30~17:00
場所:鈴木氏御自宅
参加者:尹、菅野

 梅雨あけを思わせる暑い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。大学の前期の日程もまもなく終わりを迎えるが、当研究会のメンバーも研究や研究会の活動を続けています。
 そんな中、当研究会のメンバーは本日戦前中国東北の牡丹江で生活されていた鈴木氏を訪問し、その経歴を伺った上、所蔵してある貴重な資料を拝見させていただきました。鈴木さんとは、先日の満鉄懇親会で初めてお会いし、時間の関係で会合の場で具体的なお話を伺うことができませんでした。研究会メンバーの依頼、そして鈴木氏のご好意により本日の訪問が実現することができました。
 鈴木氏は戦時中満鉄牡丹江鉄道工場で勤務していたという貴重な経験の持ち主です。その後、戦争の関係でハイラルに徴兵され、戦後のシベリア抑留を経て日本に帰国しました。本日は時間の関係上、鈴木氏のこれまでの簡単な経歴を伺うにとどまり、主な内容は以下の通りです。

・渡満経緯
・牡丹江鉄道工場での体験
・徴兵及び抑留
・牡丹江鉄道工場会の活動

 お話を伺う中で鈴木氏ご自身お持ちの貴重な史料・写真、さらに10数年前に会で中国(牡丹江を中心)を訪問した際のビデオも拝見させていただきました。本当に貴重なモノばかりで、大変感銘しました。
 また、鈴木さんのご厚意により、他の牡丹江関係者を2名ほど紹介してくださりました。これからは当研究会の活動にとって極めて重要な情報であり、満洲の地域性や多面性をとらえる上で重要なヒントでもあります。私たちの活動に便宜をはかってくださった鈴木さんに感謝致します。
 先週の金曜日に初めてお会いしたにも関わらず、私たちの突然の訪問を暖かく迎えてくださり、さらに貴重な体験談を語ってくださった鈴木さん、そして私たちにお茶やケーキを用意してくださった鈴木さんの娘さん、私たちを最寄り駅まで送迎してくださった「お孫さん」に心から深く御礼を申し上げます。そして、鈴木さん御一家の今後のご健康とお幸せを願います。


作成日:2014年7月23日         文責:菅野 智博

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満洲引揚者(西田氏)インタビュー①

日程:2014年7月22日(火)14:00~16:00
場所:江古田・西田氏宅
参加者:湯川、尹

 本日、当研究会のメンバーで戦前中国東北地方の延吉(満洲)に在住していた西田さんの第一回目のインタビューを行いました。西田さんは間島省公署警部に勤務していらっしゃった父親の関係で満洲に渡り、1946年8月に引揚げて日本に戻られました。
 前回訪問ではご挨拶と西田さんの簡単な経歴を中心に伺いましたが、今回は満洲での体験をより具体的に伺うことできました。本当に生々しい体験をお聞かせいただき、本当に感謝致します。
 西田さんは今後も私たちのインタビューを受けてくださることを快く承諾してくださり、さらに貴重な当時のアルバムなども提供してくださいました。次回のインタビューは10月末に行う予定です。次回は、本日伺う事ができなかった家族状況や渡満経緯などについて詳しいお話をお聞かせ頂きたいと思います。
 お忙しい中私たちを暖かく迎えてくださり、貴重なお話や情報を提供してくださり、さらに冷たいコーヒーやアイスなどを用意してくださった西田さんご夫婦にお礼を申し上げたいです。今後ともよろしくお願い申し上げます。


作成日:2014年7月22日         文責:尹 国花

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満鉄懇親会の参加

日程:2014年7月18日(金)11:00~14:30
場所:新橋亭
参加者:尹、菅野

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 本日は、満鉄会情報センター専務理事の天野博之氏のご招待により、当研究会のメンバー2名が新橋亭にて開催された第2回満鉄懇親会に参加して参りました。懇親会では、主に都内近辺在住の満鉄関係者一世、二世、三世をはじめ、群馬や奈良などの遠方からお越しになった方々を含め、合計30名の関係者が集まりました。
 懇親会では、天野専務理事の開会の言葉から始まり、磯部副理事のご挨拶を承けたまった上、これまで亡くなられた満鉄関係者へ黙祷を捧げました。その後、天野専務理事のご好意により、当研究会メンバーに挨拶・研究会紹介をさせていただきました。そして、会員の中村氏による講演形式で、今年1月にNHKで放送されたドキュメンタリー「日本人は鉄道がつくった」をもとに、ご本人が出演された部分を上映しました。中でも中村氏ご自身が蒐集された貴重なポスターに関するお話もしていただきました。そして、満鉄現役社員の阿波谷氏の乾杯の音頭で、懇親会も正式に始まりました。

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 懇親会の途中に、ご参加なさった関係者からそれぞれの体験談を語る機会もあり、皆さんそれぞれご自身がなさった経験について紹介しました。当研究会のメンバーも多くの関係者の方々にお話を伺うことができ、大変勉強になりました。また、多くの方々から私たちの活動に興味を持ってくださり、心から応援され、大変嬉しく思います。
 本日、このような懇親会に参加できたことは、本当に心から光栄に思います。この場をお借りして、招待してくださった満鉄会情報センター専務理事の天野氏に心より厚く御礼を申し上げます。


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作成日:2014年7月18日         文責:菅野 智博

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中国残留邦人(鈴木氏)インタビュー④

日程:2014年7月15日(火)13:00~15:00
場所:三鷹・鈴木氏宅
参加者:尹、菅野

 先週の台風8号も過ぎ、いよいよ夏本番が始まるという熱暑が続いております。
本日は、当研究会で三鷹在住中国残留婦人の鈴木氏の第4回目のインタビューを行ってきました。前回のインタビューでは、鈴木氏の渡満前日本での生活や渡満経緯、満洲での体験、戦後の逃避行などを中心に伺いました。本日はその続きに、養父母に養女としてもらわれた経緯とその後の残留生活、とくに1950年代はじめごろまでの具体的な体験を伺えたので、大変勉強になりました。
 次回のインタビューでは今回に引き続き、1950年代以降のお話を中心について詳しくお話を聞く予定です。最後にこの場をお借りして、本日も私たちの訪問を暖かく迎えてくださり、ジュースや果物を用意してくださった鈴木氏にお礼を申し上げたいです。


作成日:2014年7月15日         文責:菅野 智博

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ワークショップ「満洲国研究と史料」

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 昨日、当研究会主催のワークショップ「満洲国研究と史料」が慶應義塾大学三田キャンパスで開催されました。ワークショップでは、台湾中央研究院の林志宏先生と日本大学の松重充浩先生にそれぞれ報告して頂きました。
 林先生の「満洲国時期的編纂地方志事業及調査工作」では満洲国期に編纂された地方志を利用して、その編纂過程・内容及び編纂に関わった日本人(参事官)の役割について分析した上、その意義を明らかにしました。地方志という中国伝統的な媒体に満洲国になってから如何に日本人が関わっていたか、そしてこれから中国語で作成された地方志のどのような役割を果たしていたのかについてはこれまで十分に議論されていない課題でもあり、非常に興味深く、示唆に富むご報告でした。
 松重先生の「日本における満洲国期史・資料研究の現状と課題」では、これまで日本の満洲国において保存、収集、作成された史・資料に関する戦後日本における整理・公開を含む研究概要を整理して頂いた上、残された解題及び今後の研究に関する展望を提示して頂きました。また、当研究会の活動の意義を日本の長い満洲国研究歴史の中で位置づけてくださり、研究会のメンバーも今後の活動の自信にもなりました。
 両先生の報告を受け、長野大学の塚瀬進先生から貴重なコメントをいただいた上、満洲国を研究する上の史料の扱い方や注意点についてお話してくださいました。先生お三方の貴重なお話は満洲研究を志す当研究会メンバーや来場者にとって大変よい勉強になりました。
 夜18時30分~午後に開催されたシンポジウム「中国流域社会と山区社会史」(科研費基盤研究B「近現代太湖流域農山漁村における自然資源管理に関する現地調査」研究班)と合同で懇親会を開催致しました。こちらも約40人の方が参加してくださり、大盛況でした。
 小雨が降る中約50人の方々がワークショップに参加してくださり、誠にありがとうございました。この場をお借りして、貴重な報告をしてくださった林先生と松重先生、コメンテーターを引き受けてくださった塚瀬先生に改めてお礼を申し上げます。また、協力してくださった科研費基盤研究B「近現代太湖流域農山漁村における自然資源管理に関する現地調査」研究班、会場を提供してくださった慶應義塾大学の皆様、運営に携わってくださった一橋大学佐藤仁史先生のゼミの皆様にも深く御礼を申し上げます。
 今後とも当研究会の活動にご指導ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

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作成日:2014年7月6日    文責:菅野 智博

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ワークショップの再告知

 先月もお知らせさせていただきましたが、以下の日程で当研究会と科研費基盤研究B「近現代太湖流域農山漁村における自然資源管理に関する現地調査」研究班の共催でワークショップを開催致します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

「満洲国研究と史料」ワークショップ
(“満洲国研究与史料”工作坊)

主催:「満洲の記憶」研究会
共催:科研費基盤研究B「近現代太湖流域農山漁村における自然資源管理に関する現地調査」研究班
日時:2014年7月5日10時~12時
会場:慶應義塾大学三田キャンパス452教室
言語:日本語、中国語(一部通訳あり)

【プログラム】
林志宏(中央研究院) 「満洲国時期的編纂地方志事業及調查工作」
松重充浩(日本大学)「日本における満洲国期史・資料研究の現状と課題」

コメンテータ:塚瀬進(長野大学)
司会:佐藤仁史(一橋大学)
通訳:菅野智博(一橋大学大学院生)


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大同学院関係者訪問

日程:2014年6月30日(月)15:00~17:30
参加者:林志宏、尹、菅野

 この数日は急な豪雨や雷がしばしばみられ、天気の急転が多い日が続いていましたが、本日はそのようなことなく、暑くもなく非常に過ごしやすい天気でした。
 研究会のメンバーは本日の午後、都内在住の大同学院の関係者を訪問し、満洲に関する様々な記憶を伺ってきました。中でもインタビューを受けてくださったインフォーマントのご自身の体験とその家族の話を中心に伺いました。ご自身の子ども頃になさった経験はもちろん、家族の満洲体験や家族から聞いた話についても多く語ってくださり、大変充実した2時間を過ごすことができました。また貴重な情報として、毎年の10月に開催される大同学院関係者の集いのこともお知らせしていただきました。今年は研究会の活動の一環としてそちらの集いに参加できればと思います。
 お忙しい中私たちを暖かく迎えてくださり、貴重なお話や情報を提供してくださったことを、この場お借りしてインフォーマントの方に深く御礼を申し上げます。次回また貴重なお話を伺えることを研究会メンバー一同心より楽しみにしています。そして、今後とも私たちの活動よろしくお願い申し上げます。


作成日:2014年6月30日    文責:菅野 智博

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「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

お問い合わせ先(メール)
manshu-kioku@live.jp
お問い合わせ(電話)
080-6563-3766

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