海蘭会懇親合宿(京都)へ参加

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         今回会場となったさと茂旅館

 今回、京都駅前のさと茂旅館において開催された「平成26年度海蘭会懇親合宿」に参加してきました。
 
日時:2014年11月24日(月) 17:30~0:00
場所:京都駅前 さと茂旅館
参加者:大野絢也、佐藤量

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      お話とともに拝見させていただいた資料

 今年度の懇親合宿は2005年(平成15年)以来、9年振りに行われたこともあり、龍井からの引揚げ関係者の方々9名が集い、美味しいお酒とお料理をいただきながら、さまざまな思い出話に花を咲かせました。特に印象的だったのは、戦後龍井から自力で朝鮮半島経由のルートによって引揚げた方の経験談や、終戦間近の時期に日本本土から満洲へ避難しようとした方のお話、龍井での戦前の状況や戦後の混乱した様子など、多くのエピソードについてお聞きすることができました。

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         懇談会の様子

 私たち記憶研のメンバー2名は、翌日の仕事の都合もあってご一緒に宿泊することはかないませんでしたが、夜遅くまでお話をお聞きすることができ、今回合宿を企画してくださった海蘭会の方々、特に池田雅躬氏のお力添えにはまことに感謝申し上げます。


作成日:2014年11月27日           文責:大野絢也

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満洲引揚者(西田氏)インタビュー②

日程:2014年11月22日(土)13:30~15:30
場所:西田氏宅
参加者:湯川真樹江、尹国花、飯倉江里衣

 昨日から冷雨が降り続いております。いかがお過ごしでしょうか。
 先週土曜日は小春日和の良いお天気でありました。この日、当研究会のメンバーは1946年の夏までハイラルや満洲里、延吉にいらっしゃったご経験をお持ちの西田氏のお宅を訪ね、第2回目のインタビューを実施いたしました。
 今回のインタビューでは、朝鮮や満洲で警察官としてご勤務された西田氏のお父様のことを中心に伺い、お父様と共に満洲へ渡られた西田家ご家族の戦中・戦後のご様子を特に詳しくお話しいただきました。
西田氏の場合、日本に引き揚げてきてからは他の引揚者の方々とのご交流をほとんど持たれることがありませんでしたが、近年「延辺日本人会」という現在の日本と延辺とを繋ぐ日中友好親善団体の会合にご参加されています。延吉のお隣の龍井から引き揚げた方々は、戦後に龍井会(現:海蘭会)を結成しましたが、延吉から引き揚げた方々はそのような団体を結成されなかったのか、少し気になっております。
 西田氏から様々な興味深いお話をしていただいた後、帰り際には、西田氏の奥様が手作りの可愛らしいカラフルなタワシをお土産に持たせてくださいました。


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           西田氏お手製のタワシ

 大変貴重なお話をお聞かせいただき、また、私たちをとてもあたたかく迎え入れてくださいました西田氏ご夫妻に心より感謝申し上げます。

 また当会では皆様より、延吉からの引き揚げ帰国邦人団体に関する情報をお待ちしております。何か情報をお持ちの方はぜひ当会までお知らせくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


作成日:2014年11月26日           文責:飯倉江里衣

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海蘭会・満洲電業会関係者の池田氏第9回訪問

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         資料をひろげながらの懇談

 先日の第2回「満洲の記憶」研究会一橋祭講演会(一橋大学学園祭講演会)の講師の1人としてお招きした池田雅躬氏の御宅へ、講演会の御礼と報告を兼ねて訪問いたしました。

日程:2014年11月16日(日)10:30~17:00
場所:池田氏宅(愛知県一宮市)
参加者:飯倉江里衣、大野絢也


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   池田氏の御宅でできた枝豆を食べながらお話をうかがいました

 今回は当日講演会で司会を務めた飯倉江里衣氏にも同伴いただき、さまざまなお話を交えながらの訪問となりました。飯倉氏は専門が朝鮮近現代史であり、旧間島省(現在の延辺朝鮮族自治州)の事情にも詳しく、池田氏にも詳細な質問を投げかけていました。訪問の概要は以下の3点となります。

・海蘭会(旧龍井会)の活動にいて
・NHK「中国・知られざる朝鮮族」のビデオ拝見
・龍井に関連する方々について


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      拝見したNHK番組「中国・知られざる朝鮮族」

 訪問は午前中から夕方まで丸一日お時間をいただき、近くの食事処で昼食もご馳走になりました。池田氏にはまことに感謝申し上げます。

作成日:2014年11月16日      文責:大野絢也

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辰巳氏(ハルビン関係者)訪問

日程:2014年11月11日(火)12:00~14:30
場所:辰巳氏御宅
参加者:菅野智博

 先日、ハルビンで生活したことがある引揚者の辰巳氏を訪問しました。
 辰巳氏は11月2日に行われた講演会(「終わらなかった戦争―満洲からの引揚げ―」)にご参加いただき、また、多くの貴重な資料を当研究会にお貸してくださりました。さらに、御宅まで近いということもあり、訪問が実現しました。今回の訪問では、主に先日講演会参加の御礼と辰巳氏の経歴を伺うことでした。以下、辰巳氏から簡単に伺ったお話です。

・家族の経歴・状況
・満洲での生活(小学校、女学校、戦時動員、引揚げまでの生活など)
・帰国後の生活
・同窓会の現状

 今回は時間の関係で具体的な体験を伺うことができませんでしたが、辰巳氏のハルビンでの生活、とくにお話の中に度々ロシア人が出てくることついて非常に印象深く聞かせていただきました。今後、当研究会で辰巳氏のより詳細な経験について数回にわたって伺っていければと思います。
 今回は急な訪問であったにもかかわらず、辰巳氏が昼食まで用意してくださりました。また、帰る際に運転して最寄り駅まで送ってくださりました。最後にこの場をお借りして、訪問を暖かく迎えてくださった辰巳氏に深く御礼申し上げます。


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作成日:2014年11月12日             文責:菅野智博

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愛知県三河地方の中国・満洲関連史跡訪問

日時:2014年11月8日(土)
場所:愛知県額田郡幸田町、蒲郡市周辺
参加者:大野絢也


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       騎砲兵隊員、軍馬、火砲を祭る碑

 今回、当研究会にご連絡いただいた方の案内により、愛知県三河地方に点在する満洲関連史跡を訪問させていただきました。

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         慰霊碑碑誌

 三河地方の蒲郡市・額田郡幸田町周辺には、三ヶ根山など数多くの満洲に関する慰霊碑・史跡が点在しており、その位置と経緯について考察しながらの訪問となりました。

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                 中正神社

 今回訪問では、見ることのできなかった史跡も存在するため、今後機会をみて再訪したいと思います。

作成日:2014年11月8日      文責:大野絢也

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「満洲の記憶」研究会へのご連絡に対する御礼

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 みなさま、おかげさまで第2回「満洲の記憶」研究会講演会(一橋祭)開催後、多くの方から研究会のメンバーへ、電話やメッセージをいただいております。研究会に対するお問い合わせや、満洲でのご経験に関する情報提供のご連絡もいただいており、みなさまにはこの場を借りまして改めて御礼申し上げます。
 申し訳ないことに、すでにご連絡をいただきながら迅速な対応できない場合もあるかと存じます。研究会メンバー一同、ご連絡いただいた件についてできる限り対応するようにいたしますので、何か満洲でのご経験や資料に関する情報がございましたら、ぜひ研究会のメンバーへご連絡いただけると幸いです。今後もよろしくお願いいたします。


作成日:2014年11月7日             文責:大野絢也

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東京新聞での紹介記事(講演会後)

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 みなさま、2014年11月2日(日曜)に行われました、第2回「満洲の記憶」研究会一橋祭講演会(一橋大学学園祭講演会)の様子が、翌日の東京新聞で紹介していただけました。

(以下、『東京新聞』11月3日版記事の引用です)

「引き揚げ体験 恐怖、飢え語る:一橋大で“満州の記憶”シンポ」『東京新聞』11月3日版、都心面

 日本がかつて占領した旧満州(中国東北部)の引き揚げ者の体験談から戦争を振り返ろうと、国立市の一橋大で2日、「終わらなかった戦争―満洲からの引揚げ」と題したシンポジウムが開かれた。出席者らは敗戦後の混乱を振り返り、平和の存続を願った。
 20~30代の若手研究者でつくる「「満州の記憶」研究会」が主催し、約200人が参加。引き揚げ者が研究会メンバーの質問に答える形で、1945年の日本敗戦から引き揚げまでの体験を語った。
 10歳で満州を引き揚げた池田雅躬さん(78)=愛知県一宮市=は日本の敗戦後、日本を恨む中国人の暴動が起きたことや、旧ソ連兵に家を追い出された恐怖を伝えた。体調不良で欠席した磯部荀子さん(87)=世田谷区=はビデオメッセージで薄いおかゆで飢えをしのいだ体験を寄せ、「あのつらさを誰にも味わってほしくない」と平和の大切さを訴えた。
 会場を交えた討論で司会を務めた研究会メンバーの立命館大学専門研究員、佐藤量さん(36)は「満州でも住んだ場所や立場によって、引き揚げ者の苦難や体験はまちまち。こうした機会を重ねて研究を深めていきたい」と話していた。


(原文ママ、引用終わり)

 第2回「満洲の記憶」研究会一橋祭講演会後も「満洲の記憶」研究会をご紹介していただき、ありがとうございます。今後とも研究会の活動をよろしくお願いいたします。

作成日:2014年11月5日             文責:大野絢也

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第2回講演会(2014年一橋祭)の反省会・勉強会

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       一橋祭最終日の国立駅前大学通りの様子

日時 2014年11 月3日 12:00~
場所 一橋大学国立西キャンパス


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 昨日行われました第10回定例会に引き続き、本日は当研究会編集委員メンバーで都合の合う方が一橋大学に集合し、今回講演会の反省を行うとともに今後の課題について議論しました。今回の講演会は多くの方々にお越しいただき、さまざまな意見をいただくことができましたが、同時に新たな課題も浮かび上がり今後検討していかなければならないという認識に至りました。また編集委員各メンバーの研究に対する認識を共有するため、それぞれの研究の意見交換会も行いました。そして夕方にかけて、講演会にお越しくださった方々にご提供いただいた史料を確認・整理させていただきました。

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          最終日も快晴に恵まれました


作成日:2014年11月3日   文責:大野 絢也

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第10回定例会の開催

日時 2014年11月2日 16:00~
場所 一橋大学国立西キャンパス

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       当日の国立西キャンパス正門

 一橋祭講演会および講演会後の懇親会を終え、メンバーで会場の片付けを完了した後、研究会のニューズレター編集委員で集まって第10回目の定例会を行いました。「満洲の記憶」研究会の定例会開催回数も第10回目となり、山積しているさまざまな議題について議論しました。以下、今回の定例会で話し合った内容の概略です。

・前回の議事録確認
・活動報告(2014年9月~10月下旬)
・一橋祭講演「終わらなかった戦争―満洲からの引揚げ―」の報告、反省
・ニューズレターの構成、編集について
・次回の日程、今後の活動計画など

 特に重要な議論としては、現時点での講演会の報告・反省を行い、浮き彫りになった新たな課題について討論するとともに、今後講演会開催によって得たものや考え方についても整理していくこととなりました。またニューズレターの発行についても、具体的な内容・構成について議論を開始しています。今後ニューズレターについては、進展がありましたらご報告させていただきます。


作成日:2014年11月3日   文責:大野 絢也

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NHK全国ニュース紹介

01「旧満州引き揚げの記憶を語り継ぐ」(冒頭バージョン)

 みなさま、2014年度第2回「満洲の記憶」研究会講演会(一橋祭)の様子が、NHK全国版ニュース(11月2日日曜15時、18時)で放送され、活動について紹介していただけました。こちらのニュース記事(旧満州引き揚げの記憶を語り継ぐ)については、11月8日までインターネットからも映像をご覧になることができます。以下がそのホームページアドレスです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141102/k10015890491000.html


(以下、NHK NEWS WEB記事の引用です)

「旧満州引き揚げの記憶を語り継ぐ」NHK全国版ニュース、11月2日 15時01分

 終戦直後まで中国の旧満州で暮らし、その後日本に引き揚げた人たちの体験を語り継ごうという講演会が、一橋大学の若手研究者らのグループの主催で東京・国立市で開かれ、体験者が敗戦時の混乱などについて証言しました。
 この講演会は、中国東北部の旧満州から引き揚げた人たちの証言や記録を集めようと、去年研究会を立ち上げた一橋大学の若手研究者や学生のグループが開きました。
 大学の教室には学生からお年寄りまで150人ほどが集まり、終戦直後に旧満州から引き揚げた体験者2人が招かれ、敗戦時の混乱などについて証言しました。
 このうち、当時小学生だった池田雅躬さん(78)は、ソ連兵の侵攻で略奪に遭い恐怖を感じたことや、日本に引き揚げるための貨物船が多くの人で混乱した様子などを語りました。
 会場を訪れた女子大学生は、「敗戦と同時に暮らしが一変する怖さを感じた」と話していました。
 戦後70年を前に戦争を体験した人たちの高齢化が年々進み、2日は体調を崩し講演会に出席できなくなった体験者もいて、事前に撮影したインタビューの映像が流されていました。
 研究会では今後、体験者の証言集を作成することにしていて、講演会を企画した一橋大学の大学院生、菅野智博さんは「体験者の高齢化で資料が失われるケースもあり、話が聞けるうちに証言を集め、後世に残したい」と話していました。


02「旧満州引き揚げの記憶を語り継ぐ」(佐藤さんバージョン)

(原文ママ、引用終わり)

 この度このようなかたちで研究会の活動をご紹介していただき、関係者のみなさまにはまことに感謝申し上げます。今後もみなさまのご期待に添えられるよう、メンバー一同より一層「満洲の記憶」研究会の活動に精進してまいります。そしてぜひみなさまのお力添えをいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

作成日:2014年11月3日             文責:大野絢也

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第2回講演会(2014年一橋祭)のご報告と御礼

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 みなさま、2014年11月2日(日曜)に行われました、第2回「満洲の記憶」研究会一橋祭講演会(一橋大学学園祭講演会)について、ご報告させていただきます。今回も当研究会のメンバーが中心となり、一橋祭のイベントとして開催に至りました。
 今年度は「終わらなかった戦争―満洲からの引揚げ―」というテーマを設定し、2名の講師(引揚げ経験者の池田雅躬さん、天野博之さん)を迎えて行いました。なお今回、急遽諸事情によりご来場いただくことができなかった磯部荀子さんには、講演会前日に当研究会のメンバーがご自宅までうかがわせていただき、インタビューをビデオ撮影させていただいたものを放映しました。


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          インタビュー映像の放映

 今回の講演会は、講演開始時(午前10時)の集計段階において約150名、最終的には230名以上の方にお越しいただきました。数多くの若い世代の方々から引揚げを経験された世代の方々まで、幅広い年齢層の方に来ていただき、一緒にお話をうかがうことができました。お越しくださった方々には心より御礼申し上げます。
 なお想定を超える多くの方々にご来場いただいたため、講演会場入室の際にお待たせしてしまったことや講演配布資料が不足してしまったことなど、私たち運営側の至らぬ点が多々あったかと思われます。そのような不備がありましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。
 ご講演のなかで特に印象的だったのは、磯部さんのお話のなかでは新京(長春)で迎えた8月9日の様子、天野さんのお話のなかでは満洲の都市におけるインフラ状況について、池田さんのお話のなかでは引揚船内での悲惨な様子を語っていただいたことでした。
 当研究会では、今後もこのような機会を設け「満洲の記憶」を次世代の方々に伝えていけたらという所存です。また今回の講演会を通じて多くの新たな課題も浮き彫りとなり、メンバー一同で精進し、さらに当研究会の活動を拡げていければ良いと思います。


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           懇親会の様子

 最後に今回の講演会をご支援くださった各団体、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。そして今回のご講演の講師を引き受けてくださった磯部荀子さん、池田雅躬さん、天野博之さんには、貴重なご経験をお話いただき、深く感謝を申し上げなければなりません。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。

作成日:2014年11月2日     文責:大野絢也

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東京新聞での紹介記事(研究会活動)

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 みなさま、「満洲の記憶」研究会の活動について、2014年10月29日版(水曜)の東京新聞で紹介していただけました。以下、その記事を引用して紹介いたします。

(以下、『東京新聞』10月29日版記事の引用です)

「満州の記憶 次世代へ―大学院生ら 引き揚げ者に聞く:2日に一橋大でシンポジウム」『東京新聞』10月29日版、社会面

 日本がかつて占領した旧満州(中国東北部)に暮らした人々の証言を未来に引き継ごうと、若手研究者らが「『満州の記憶』研究会」を立ち上げた。体験者らへのインタビューを重ねており、十一月二日のシンポジウムで活動を報告する。満州の記憶を持つ世代が七十代以上になる中、二十~三十代のメンバーらは「失われつつある貴重な体験を残していきたい」と語り、今後十年かけてまとめていく。

 研究会は中国残留孤児への聞き取りなどをしてきた佐藤仁史・一橋大教授(中国現代史)のゼミ生を中心に昨年七月に発足した。筑波大学や東京外語大、立命館大、愛知学院大で中国や朝鮮の歴史を学ぶ大学院生ら八人が参加。これまで引き揚げ者や元日本兵ら十五人にインタビューし、個人の回想録や帰国邦人団体会報の収集も進めている。
 今月二十二日にはメンバーの一橋大の大学院生菅野智博さん(二七)と、学習院大国際研究教育機構に所属する湯川真樹江さん(三二)が、鉄道など満州国経営を担った「南満州鉄道」関連の資料を集める「満鉄会情報センター」(東京)を訪問。十九歳で満州を引き揚げた磯部荀子さん(八七)=世田谷区=らから敗戦後の貧困や食糧難、マイナス三〇度を超える極寒の冬を耐えた体験など満州での苦労を聞いた。
 菅野さんは「満州での暮らしぶりや人生観を聞くのは、歴史書からは分からない部分でおもしろい。戦後の日中関係の理解にもつなげたい」と意気込む。湯川さんは「満州に生きた日本人の証言は貴重な歴史資料でもある。中国の人たちの証言も聞き、検証したい」と語る。
 こうした若手研究者らの取り組みを、満州体験者らも喜んで見守る。磯部さんは「戦争の悲惨さは、いくら伝えても語り継ぎきれない。私たちの思いを託せる若い人たちの存在は心強い」とうれしそう。十一歳まで満州で暮らしたセンター専務理事の天野博之さん(七八)も「多くの証言や資料を検証し、歴史の真実に迫ってほしい」と期待する。
 十一月二日午前十時から「終わらなかった戦争―満洲からの引揚げ」と題したシンポジウムが磯部さんや天野さんらを交え、東京都国立市の一橋大西キャンパス本館三六番教室で開かれる。入場無料。


(原文ママ、引用終わり)

作成日:2014年10月31日             文責:大野絢也

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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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