笠原氏訪問

日時:2015年11月29日(日)10:00~12:30
場所:笠原氏ご自宅
参加:佐藤量、菅野智博

 本日の午前中は以前からインタビューを行っている笠原雅子さんを訪問しました。前回のインタビューは6月末のため、それから5ヶ月近く経ちました。
 今回の訪問では笠原さんの弟である木下重助さんにもお会いすることができました。木下さんは小学校5年生の時に敗戦を迎え、混乱の中家族と共に大連から日本に引揚げました。笠原さんは敗戦後ご主人と共に連鎖街で生活していたため、過去のインタビューでは静浦で生活していた家族の状況や父親が経営していた工務店の状況についてほとんど伺うことができませんでした。今回の訪問では、木下さんからその点を中心にお話していただきました。これまで以上により具体的に敗戦後大連での家族生活を伺うことができ、大変有意義な訪問になりました。また、木下さんはご本人が所蔵している貴重な書籍や資料の一部を研究会宛に寄贈していただきました。寄贈資料に合わせて貴重なお話をたくさん話していただい木下さんにこの場をお借りして、改め御礼も申し上げます。
 笠原さんは訪問に合わせて美味しい食事をご用意していただきました。さらに、笠原さんのご好意で、当研究会宛にカンパをご寄付していただきました。常に研究会の活動を応援してくださる笠原さんにはこの場をお借りして厚く御礼を申し上げます。


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木下さんよりご寄贈していただいた資料の一部

作成日:2015年11月29日       文責:菅野智博

お問い合わせ先:
(メール)manshu-kioku@live.jp
(電話) 080-6563-3766
ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
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研究会メンバー執筆論文の掲載(『信濃』)

 この度、弊研究会編集委員会の佐藤量、新谷千布美、菅野智博、飯倉江里衣によって執筆された論文「帰国邦人団体の会報からみる満洲の記憶」が『信濃』(第67巻第11号)に掲載されました。今後も引き続き各種史資料の収集・整理を行いながら、少しずつ成果を発表していきたいと思います。
 今後も弊研究会のこと、何卒よろしくお願いいたします。


信濃史学

作成日:2015年11月20日       文責:菅野智博

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猪伏氏(延吉関係者)訪問

日程:2015年11月18日(水)
場所:大阪
参加者:佐藤量

 11月18日(水)に、大阪市在住の猪伏昌三さん(86歳)にお話をうかがいました。猪伏さんは、少年期を元山、図門、延吉で過ごし、16歳で帰国されました。家族で造り酒屋「猪伏酒造」を営み、「南海」「長徳」などの銘柄は銘酒として知られ、人気があったそうです。米は現地で調達し、杜氏を新潟から呼びよせ、酒樽に使う吉野杉は和歌山から取り寄せていたといいます。朝鮮や満洲の現地住民も多数雇用し、規模の大きな酒造でした。
 家業の関係で引っ越しを重ねた猪伏さんは、図門小学校、延吉小学校、間島中学校に通い終戦を向かえました。終戦後の延吉では、ソ連兵との遭遇、朝鮮人同窓生との別れ、日本人同窓生のシベリヤ抑留などを経験したが、なかでも避難してきた満蒙開拓青少年義勇軍の少年を家族で預かったときのことをよく覚えておられました。
 研究会では今後も猪伏さんや図門小学校、延吉小学校、間島中学校の同窓生の方々にインタビューを重ね、当時の状況をお聞きしていきたいと思います。


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猪伏さんよりお借りした資料の一部

作成日:2015年11月19日       文責:佐藤量

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第3回講演会(2015年一橋祭)のご報告と御礼

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 11月1日、一橋大学西本館31番教室にて第3回「満洲の記憶」研究会一橋祭講演会(一橋大学学園祭講演会)を開催いたしました。
 今回は「戦後70年からみる満洲移民――長野県飯田下伊那の声」と題し、登壇者は元・河野村開拓団員の久保田諫氏と飯田市歴史研究所調査研究員の本島和人氏にご講演いただきました。
 久保田氏からは開拓団の集団自決やその後の留用というご経験を、本島氏からは決して貧しさゆえの移民ではなかった開拓移民の背景や、日本国内でも有数の開拓移民送出地であった長野県、特に飯田下伊那の特徴、引揚者と地域にとっての戦後70年の歩みと、我々が満洲の記憶の語りを聞くことの意味について伺いました。
 開拓村での生活が敗戦によって激変し、集団自決という壮絶な経験をされた久保田氏の語りからはそれゆえの重みが感じられ、皆静かに聴き入っていました。本島氏による満蒙開拓についてのご解説と、地域社会で記憶を継承していく取り組みについてのご説明では、地元では向き合いにくい記憶となった「満洲開拓」をいかに理解し、地域社会の歴史の一部として取り入れていくのかというお話や、記憶を語る人に何かメッセージを求めるのではなく、我々聞き手が真摯に語りを聞き、その上で語りが持つ意味については自分で考えるという姿勢の重要性についてのお話が印象深いものでした。
 以前から様々なメディアにて取り上げてくださったことや、戦後70年という節目の年にあって、先の戦争や満洲について関心が高まっていることもあってか、この講演会には300名近くの方が来てくださり、ともにお話に耳を傾けました。来てくださった方からは、アンケートによって様々なご意見をいただき、大変勇気付けられました。最後に、お越しくださった方々には心より御礼申し上げます。


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作成日:2015年11月4日       文責:瀬尾光平

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信濃毎日新聞での記事(講演会)

 2015年11月2日版『信濃毎日新聞』に本研究会が11月1日に主催した講演会の紹介記事が掲載されました。
 
『信濃毎日新聞』2015年11月2日

 
 講演会当日わざわざ長野からいらした担当記者の方に改めて心からお礼を申し上げます。

作成日:2015年11月3日       文責:菅野智博

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「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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