中国吉林省長春市勝利公園を踏査

日時:2017年3月25日(土)
場所:中国吉林省長春市勝利公園
訪問者:湯川真樹江

 先日、長春市の中心部に位置する勝利公園を訪問しました。勝利公園を設計したのは白澤保美という人物で、1915年に建設されました。当時は西公園という名称でしたが、1938年に児玉公園と改称されました。1946年7月に中国国民党が長春を支配していた際に、名称を中山公園と変えています。しかし1949年3月31日に中山公園は勝利公園と名付けられ、現在では長春市園林緑化局によって管理されています。


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勝利公園

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勝利公園の地図

 正門には毛沢東の像が立てられていました。なおここには、戦前に児玉源太郎の像が、国民党支配時に孫中山の像が立てられていたそうです。南口付近には「方華烈士記念碑」が立てられていました。

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方華烈士記念碑

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方華烈士記念碑の説明

 昔の地図を見ると、戦前に公園事務所があった場所に、現在は「勝利公園百年陳列室」が設けられていました。

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勝利公園百年陳列室

 以前、長春会の磯部荀子会長から、1945年の冬には多くの死者が出たために遺体をこの公園に安置したことを伺いました。

***

 現在は市民の憩いの場として愛されています。冬には湖面が凍り、春には柳絮が舞い散る、美しい公園です。歴史のある公園ですので、皆さまもぜひ足を延ばしてみてください。


作成日:2017年3月25日       文責:湯川真樹江

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