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令和2年度のご挨拶

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今年は例年以上に早咲きとなりました

 今年は暖冬の影響で、例年よりかなり早く関東での桜が咲くことになりました。新型ウイルスの社会的な影響が大きくなって以降、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
 世界的な影響も拡大していき、東京オリンピックも延期が現実の問題となってきていますが、一刻も早い収束を願うばかりです。
 
 さて私たち研究会にとっては、おかげさまで今年の7月に、研究会は設立から7周年という節目を迎えることが出来ます。
 最近は論文集の刊行など、より一層研究活動を展開する事が出来ました。
 この場を借りしまして、心より厚く御礼申し上げます。
 新年度も皆さまのお力添えを頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 そして、次年度もニューズレターの発行や、研究会大会、資料調査など様々な活動を展開していく予定です。
 皆さまのご期待にこたえられるよう、編集委員一同さらに精力的に活動して参ります。


作成日:2020年3月28日       文責:「満洲の記憶」研究会編集委員会委員一同

論文集の書誌情報:
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095

Facebook公開ページ
https://www.facebook.com/groups/359559330877470/
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論文集『戦後日本の満洲記憶』刊行についてご報告

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 お待たせいたしました。「満洲の記憶」研究会では、これまでの研究活動の集大成として、論文集『戦後日本の満洲記憶』の刊行に至ることができました。
 今月半ばより書店やオンラインでの販売が開始されております。皆様にも、ぜひお手に取っていただければ幸いです。
 以下、論文集の詳細となっております。ご参照ください。


◆書誌情報
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


◆目次
*序 章 〔佐藤量〕
第Ⅰ部 闘う記憶……戦後日本政府が満洲を忘却していくことを示す事例として恩給問題を取り上げる
*戦後日本における国策会社満鉄の表象とその変遷―一九五〇~六〇年代の恩給請願運動を事例に〔大野絢也〕
*満洲興農合作社同人会の活動からみる戦前の表象と語りの特徴―恩給請願運動に着目して〔湯川真樹江〕
*満洲国軍出身日本人の恩給請願運動と満洲国・満洲国軍像〔飯倉江里衣〕
第Ⅱ部 葛藤する記憶……引揚者団体内部での葛藤を経ながら自分たちの歴史を編んでいく姿を描く
*語られる「安東史」― 一九五〇~一九七〇年代初期における『ありなれ』を中心に〔菅野智博〕
*ふるさとの語り方―大連引揚者二世の編纂物にみる満洲の記憶〔佐藤仁史〕
*青少年義勇軍の記憶―会報を通した継承と変容〔大石茜〕
*[コラム]間島中学校出身日本人の訪中と訪韓〔尹国花〕
*[コラム]満蒙開拓団「集団自決」の語りと〈沈黙〉―久保田諫さんとの出会い〔本島和人〕
第Ⅲ部 周縁の記憶……ジェンダーとエスニシティの視座に着目する
*女学生の満洲記憶―大連弥生高等女学校同窓会誌『弥生会々報』の分析から〔佐藤量〕
*冷戦体制下における大同学院同窓会―日本と台湾の場合〔林志宏〕
*戦後日本社会における中国帰国者をめぐる記憶とその変容―中国帰国者の会と鈴木則子を中心に〔森巧〕
*[コラム]ある自分史にみる満洲の記憶と地域史研究の可能性〔安岡健一〕
*[コラム]ある牧師の国際移動と教会ネットワーク―アメリカ・満洲・日本〔甲賀真広〕
*[コラム]メディア関係者がみた満洲〔安藤恭子〕

◆「序章」より
 本書では、満洲引揚者の戦後経験と記憶表象に注目し、引揚者の歴史を戦後日本社会の中に位置づけ直すことを試みる。注目するのは、満洲経験者が書き残し続けた会報である。(略)会報を通して、戦後の長い時間をかけて書き手の世代交代も経ながら蓄積されてきた満洲経験者の語りの変遷を知ることができ、集団それぞれの物語や記憶が構築されていく過程を読み取ることが可能になると考える。(略)戦後日本における満洲の記憶のあり方を問うということは、戦後日本がいかに加害の歴史や植民地経験を忘却してきたかを問い直すことであり、帝国の崩壊に伴う社会再編のあり方を再考することである。これは今日にも連綿と続く「国民」と「他者」をめぐる包摂/排除に関する現代的問いであるともいえるだろう。

◆論文集に関するお問い合わせ先
東方書店 【中国・本の情報館】https://www.toho-shoten.co.jp
東京店舗 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3 ☎ 03-3294-1001/FAX03-3294-1003/shop@toho-shoten.co.jp
通信販売 〒175-0082 東京都板橋区高島平1-10-2  ☎ 03-3937-0300/FAX03-3937-0955/tokyo@toho-shoten.co.jp
関西支社 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町2-6-1   ☎ 06-6337-4760/FAX06-6337-4762/kansai@toho-shoten.co.jp


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ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
(Facebook公開ページ)
https://www.facebook.com/groups/359559330877470/

『満洲の記憶』第6号の紹介

 お待たせいたしました。間もなく「満洲の記憶」研究会のニューズレター『満洲の記憶』第6号が刊行される予定です。
 本号の内容について、簡単に紹介させていただきます。以下、その構成内容です。

・古海建一(回想)「追憶片々――満洲引揚者のインタビュー記録(What Remains for Reminiscence, Interview with a Repatriate from Manchuria)」
・東郷量子「延吉からの引揚げ体験――終戦から日本に帰国まで(Repatriating Experiences from Yanji, From the End of WWII to Returning to Japan)」
・甲賀綏一、甲賀あや「遊牧の雑草(Nomadic weeds)」
・大石茜「ある少女の満洲生活――細谷和子氏史料紹介(A Japanese Girl’s Life in Manchuria, Introducing the Documents of Hosoya Kazuko)」
・尹国花「寄贈資料目録(2018 List of Donated Materials)」
・尹国花「2018年度(2018年8月~2019年7月)「満洲の記憶」研究会活動記録(2018 Annual Activities of the Society for “Memories of Manchuria”)」
・「2018年度秋季大会報告要旨(Summary Report of the Autumn 2018 Meeting)」
・「2019年度春季大会報告要旨(Summary Report of the Spring 2019 Meeting)」
・「おしらせ(Announcements)」

 以前よりご案内させていただいておりますが、本ニューズレターは機関リポジトリのため、下記のサイトから無料でダウロードすることができます。
 ぜひ創刊号から第5号も併せてお読みいただければ幸いです。
ダウンロード先:http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/27095
 また、より多くの方々に読んでいただくために、皆さんからもシェアや宣伝をしていただければと思います。お手数をおかけしますが、重ねてよろしくお願いいたします。
 研究会としてはまだまだ未熟な点も多いですが、これからも努力してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。


6号表紙

作成日:2020年3月24日       文責:大野絢也

満鉄留魂碑(静岡県御殿場市)への訪問

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満鉄留魂碑への入り口

日程:2020年3月22日(日曜)14:00頃
場所:冨士霊園(静岡県御殿場市)
訪問者:大野絢也

 この度、冨士霊園の中に建立されている満鉄留魂碑を訪問させていただきました。
 2015年に最後の満鉄留魂祭が行われた際に、本研究会のメンバーがお伺いさせていただいた以来の訪問となります。
 満鉄会も解散となってから久しいですが、富士山を望むことのでき、桜も咲く中でお参りさせていただきました。


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満鉄留魂碑

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岸信介の記念植樹

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最後の満鉄留魂祭後にも新たな碑が建てられていました

 満鉄会については、最近刊行された『戦後日本の満洲記憶』の中でも、主要な研究対象として取り上げました。
 国策会社であった満鉄の人々が戦前戦後を通して、どのような経過を経て現代まで至ったのかについては、まだ検討の余地が残されていると言えます。
 今後も満鉄会に関する研究活動は、ひろく展開していきたいと研究会では考えております。


作成日:2020年3月23日       文責:大野絢也

論文集の書誌情報:
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
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松岡洋右別邸および松岡別邸陶磁器館(静岡県御殿場市)への訪問

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松岡別邸陶磁器館への入り口

日時:2020年3月22日(日曜)11:45〜12:15
場所:松岡別邸陶磁器館(静岡県御殿場市)
訪問者:大野絢也

 今回、静岡県御殿場市にある松岡洋右別邸および松岡別邸陶磁器館を訪問させていただきました。
 この陶磁器館は、戦前において満鉄総裁や外務大臣を務めた松岡洋右の別邸敷地に、ご子息の方が建てられたお宅の一部を用いて開館したものです。
 ご子息の妻であった松岡陽子氏が迎えてくださり、お話を詳しく伺いながら展示を案内してくださいました。


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松岡洋右の満鉄関連史料

 館内には松岡洋右が中国などで収集した陶磁器・美術品などの貴重なコレクションや、松岡洋右の経歴が分かる貴重史料が展示されています。
 別邸本体の建物も現存していますが、こちらは現在非公開となっています。


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茅葺屋根の松岡別邸

 また、隣接して岸信介の邸宅もあります。
 こちらは御殿場ミュージアムパークの主要な観光地として、保存公開されています。
 訪問当日も多くの観光客で賑わっていました。


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東山旧岸邸

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岸邸の食堂

 この度は突然の訪問であったのにもかかわらず、陽子氏にはあたたかく迎えてくださり誠にありがとうございました。
 美味しいお茶やお菓子もいただきながら、貴重なお話をうかがうことができまして、改めて感謝申し上げます。いろいろと別邸や資料の経緯をお伺いすることができまして、大変勉強になりました。
 今後また再訪させていただきたいと存じます。


作成日:2020年3月22日       文責:大野絢也

論文集の書誌情報:
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


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満洲電業留魂碑(静岡県熱海市)を訪問

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十国峠から見る相模湾

日程:2020年3月21日(土曜)12:00頃
場所:熱海日金山霊園(静岡県熱海市十国峠)
訪問者:大野絢也

 十国峠にある満洲電業留魂碑を、5年ぶりに訪問させていただきました。天気は快晴に恵まれて、碑の裏側には富士山を望むこともできました。
 この碑は2002年10月に満洲電業会によって建立されたものです。電業会の幹事であった米山敏寅氏が伊豆箱根鉄道の役員であったことから、風光明媚な十国峠に建てられたと言われています。
 すでに電業会は解散となりましたが、現在でも永年供養の碑として太平洋を望む位置に立ち続けています。
 今後も本研究会では、満洲電業会に関する研究を進めていきたいと考えております。


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満洲電業留魂碑

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碑から望む富士山

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満洲電業会建立

 今回も研究会編集委員のメンバーを代表して、お参りさせていただきました。

作成日:2020年3月21日       文責:大野絢也

論文集の書誌情報:
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


ニューズレター『満洲の記憶』ダウロード先:
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論文集『戦後日本の満洲記憶』刊行についてご案内

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 この度、「満洲の記憶」研究会では、これまでの研究活動の成果報告として、論文集『戦後日本の満洲記憶』を刊行いたします。
 今月半ばより書店やオンラインでの販売が開始される予定ですので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。


◆書誌情報
『戦後日本の満洲記憶』東方書店、2020年4月刊行
佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編/ A5 判368 頁/本体5,000 円+税978-4-497-22004-2


◆目次
*序 章 〔佐藤量〕
第Ⅰ部 闘う記憶……戦後日本政府が満洲を忘却していくことを示す事例として恩給問題を取り上げる
*戦後日本における国策会社満鉄の表象とその変遷―一九五〇~六〇年代の恩給請願運動を事例に〔大野絢也〕
*満洲興農合作社同人会の活動からみる戦前の表象と語りの特徴―恩給請願運動に着目して〔湯川真樹江〕
*満洲国軍出身日本人の恩給請願運動と満洲国・満洲国軍像〔飯倉江里衣〕
第Ⅱ部 葛藤する記憶……引揚者団体内部での葛藤を経ながら自分たちの歴史を編んでいく姿を描く
*語られる「安東史」― 一九五〇~一九七〇年代初期における『ありなれ』を中心に〔菅野智博〕
*ふるさとの語り方―大連引揚者二世の編纂物にみる満洲の記憶〔佐藤仁史〕
*青少年義勇軍の記憶―会報を通した継承と変容〔大石茜〕
*[コラム]間島中学校出身日本人の訪中と訪韓〔尹国花〕
*[コラム]満蒙開拓団「集団自決」の語りと〈沈黙〉―久保田諫さんとの出会い〔本島和人〕
第Ⅲ部 周縁の記憶……ジェンダーとエスニシティの視座に着目する
*女学生の満洲記憶―大連弥生高等女学校同窓会誌『弥生会々報』の分析から〔佐藤量〕
*冷戦体制下における大同学院同窓会―日本と台湾の場合〔林志宏〕
*戦後日本社会における中国帰国者をめぐる記憶とその変容―中国帰国者の会と鈴木則子を中心に〔森巧〕
*[コラム]ある自分史にみる満洲の記憶と地域史研究の可能性〔安岡健一〕
*[コラム]ある牧師の国際移動と教会ネットワーク―アメリカ・満洲・日本〔甲賀真広〕
*[コラム]メディア関係者がみた満洲〔安藤恭子〕

◆論文集に関するお問い合わせ先
東方書店 【中国・本の情報館】https://www.toho-shoten.co.jp
東京店舗 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3 ☎ 03-3294-1001/FAX03-3294-1003/shop@toho-shoten.co.jp
通信販売 〒175-0082 東京都板橋区高島平1-10-2  ☎ 03-3937-0300/FAX03-3937-0955/tokyo@toho-shoten.co.jp
関西支社 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町2-6-1   ☎ 06-6337-4760/FAX06-6337-4762/kansai@toho-shoten.co.jp


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「満洲の記憶」研究会とは?

「満洲の記憶」研究会

Author:「満洲の記憶」研究会
 「満洲の記憶」研究会は2013年7月30日に大学院生を中心に立ち上げた研究会です。
 私たちは主に、満洲に関係する様々な「記憶」を収集し、より広い視点から満洲の歴史をとらえることを目標とし、結成しました。日本国内にいる満洲体験者へのインタビューや体験記・回想録、帰国邦人団体会報の収集などを中心に行い、定期的に勉強会・報告会を開催する予定です。そして、様々なかたちで満洲の「記憶」をより多くの方々と共有し、皆様と共にその歴史について考えていく研究会にしていければと思います。
 このブログでは、研究会の日頃の活動内容や研究会情報などを紹介していきたいと思います。今後より多くの方々にご覧いただければ幸いです。皆様の貴重な情報とご意見をお待ちしています。
 なお、研究会で収集した史料に関する情報はニューズレターにて配信します。史料の複写等の依頼には応えかねます。この点に関するお問い合わせはご遠慮ください。
 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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